数あるトレーディングカードゲームのなかでも、最も多くの人にプレイされていると名高い『遊戯王OCG』。もちろん『カードゲームエキスポ2016』でも大会が開かれています。
今回開催された『遊戯王カードゲームエキスポCS』は3人一組のチーム戦で、192名64チームが参加。人気ゲームだけあって定員いっぱいいっぱいの大イベントとなりました!
かなりの人数が参加していたため、受付が混雑して開会式が遅れてしまうトラブルもありましたが、試合開始はなんとたったの1分遅れ。大会の運営はこうした優秀なスタッフさんたちに支えられているんですね。
今回の運営スタッフは、主催のホビーステーションさん、ドラゴンスターさんのほか、YGO総選挙2015で2位に輝いた有名遊戯王OCGプレイヤー、はっちさんもおられました。
はっちさんはご自分が主催されている大会、『はっちCS』を国内各地で運営しておられます。今回の『遊戯王カードゲームエキスポCS』も、『withはっちCS』ということで、上位3チームには、10月8日、9日に開催される『はっちCS』への参加権が得られます。 さすがに数々の大会の運営を経験なさっているだけあって、対戦シートも自作で用意されていました。芸が細かいですね。
大会の始まりの雰囲気は和気あいあいとした感じで、遊戯王OCGというコンテンツの元気の良さを感じます。チーム戦ならではの賑やかな大会となりそう!
しかしひとたび試合が始まれば真剣そのもの。皆さんじっくりと盤面を見据えています。ルール上の問題や、意思の疎通の問題でジャッジの方々はひっぱりだこ。かなり大変そうでした......。 ルールはチームが2敗したらそこで終わりのダブルエリミネーション。仲間に迷惑をかけるわけにはいかない、とカードを持つ手にも緊張が伝わります。
2回戦が終わった時点で、サイドイベントの32人トーナメント、8人フライトトーナメントの受付が始まりました。惜しくも本戦を敗退してしまったプレイヤーの方々も楽しんでいた様子でした。
本戦の方では、【ABC】、【DD】、【青眼】、【ヒーロー】といった強力なデッキたちが激戦を繰り広げます! 決勝トーナメントにコマを進めたのはこちらのプレイヤーの方々。 なんとここまで全勝のチームが1チームあったため、7チームでのトーナメントとなりました。
そしていよいよ決勝戦! 熾烈な争いを潜り抜け、64チームの頂点に立つのはどっちだ!
【青眼】デッキ同士のミラーマッチを制し、「勝った!」と大きく雄たけびをあげたのはこちらのチーム。優勝賞品のシングルチケットをゲットしてゴキゲンですね!
惜しくも敗れたものの、健闘した準優勝チーム。こちらもシングルチケットを手に、慌てて閉店間際のショップブースへ。 3位のチームの皆様も含め、はっちCSでもがんばってください!
今回の大会の賞品はシングルチケットということで、ホビーステーションさんとドラゴンスターさんでは遊戯王の物販に力を入れておられました。ホビーステーションさんではくじ各種、ドラゴンスターさんはサプライ各種と、シングルの値段を頑張ってます、とのことでした。
プレイヤー人数が多く、ちょっぴりトラブルもありましたが、最後はみんな笑顔で大団円といった感じでした。カードゲームの大会が成功するかは、やはり運営スタッフ、そしてプレイヤーの皆さんそれぞれのお力にかかっているのだな、と改めて実感させられました。 遊戯王OCGがこれからももっと盛んなコンテンツになっていくように、関わっている人たちが全員で力を合わせていけるとよいですね!